太閤記 解剖図鑑

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定価 1,800円+税
著者名 柴裕之 (監修), かみゆ歴史編集部 (編集)
ページ数 160
判型 A5判
発行年月日 2025/11/29
ISBN 9784767834894
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太閤記 解剖図鑑

内容・概要

NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」
時代考証者が最新研究で明かす
太閤・秀吉と秀長、豊臣家のリアル

これまで数多くの豊臣秀吉関連の本が刊行されてきましたが、本書の特徴は太閤記(★)に記された伝承と史実を最新の知見に基づき、書き分けていることにあります。それにより、秀吉・秀長の兄弟を中心とした豊臣家、石田光成といった家臣、織田信長、徳川家康、明智光秀と上司やライバルの虚像と実像がリアルに浮かび上がります。

蜂須賀小六との出会いは作り話? 墨俣一夜城伝説は史実ではない? 秀頼は秀吉の実子ではない?

秀吉の英雄譚とも言える太閤記をイラストでわかりやすく図解した本書は、歴史エンタメとしても、2026年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の副読本としてもお楽しみいただけること間違いなしです!

★太閤記とは…豊臣秀吉の生涯を記した書物。江戸時代初期に小瀬甫庵が編集したものに始まり、江戸時代中期には『絵本太閤記』などの太閤記物が刊行され人気を博し、秀吉のイメージが広まった

[目次]
【1章】
立身出世を果たす藤吉郎
~生誕から金ヶ崎の戦いまで

【2章】
織田軍での戦いの日々
~姉川合戦から山崎の戦いまで

【3章】
天下統一への道
~清須会議から小田原の陣まで

【4章】
天下人となった秀吉の晩年
~秀長の死から往生まで

【5章】
豊臣一族・家臣団のその後

【コラム】
秀吉は本当に猿に似ていたのか?
秀吉の女好きは本当だった?
希代のプロモーターだった秀吉
神になった秀吉

【巻末】
豊臣秀吉関連年表
豊臣秀吉 主な合戦一覧
豊臣秀吉 歴代の居城


「監修者プロフィール]
柴裕之(しば・ひろゆき)
東洋大学・駒澤大学非常勤講師。1973年生まれ。東洋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。NHK大河ドラマ「どうする家康」「豊臣兄弟!」の時代考証を担当。著書に『徳川家康─境界の領主から天下人へ』『織田信長─戦国時代の「正義」を貫く』(ともに平凡社)、『清須会議─秀吉天下取りへの調略戦』(戎光祥出版)、『羽柴秀長─秀吉の天下を支えた弟』(KADOKAWA)、編著書に『豊臣秀長』『図説 豊臣秀吉』

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