日本絵画史 解剖図鑑

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定価 1,800円+税
著者名 矢島 新
ページ数 136
判型 A5判
発行年月日 2026/03/21
ISBN 9784767835501
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日本絵画史 解剖図鑑

内容・概要

教養として知っておきたい日本絵画史の流れがつかめる!
日本絵画の構図、モチーフ、背景などの絵画の意味から、
中国画の消化と吸収を繰り返した歴史まで
日本絵画の見かたを完全図解。

■主な章構成
1章 古代 絵画の伝来と和風化
厳めしさを抑えた美麗な仏画に祈りを捧げ、日本の穏やかな景物を描いた襖や屏風で飾られた室内でくつろぎ、エンタテイメント性豊かな絵巻を、プライベートに楽しむようになりました。平安時代の後期には、リアルさよりデザイン性を優先する日本絵画の原型が出来上がったのです。

2章 中世 新来の水墨画と伝統のやまと絵
武士が権力を握る中世になると、絵画は夢のような優美さの追求よりも、現実感の表現に向かいました。浄土信仰が庶民層にも広まり、新しく中国から伝来した禅宗が武士の支持を集めた仏教界の動向も、この流れを後押しします。 誰にもわかりやすいリアルさや、内容の面白さが重視されたのです。

第3章 近世 京都の洗練と江戸の賑わい
江戸では狩野派が画壇支配を固め、民間の工房では様々な絵師がそれぞれのスタイルで描くようになります。一方、尾形光琳以後の京都画壇には、個性的な絵師が続々と現れます。彼らは新しく到来した明や清のリアルな花鳥画や、ゆるやかな筆致の山水画を学び、個性を磨きました。

第4章 近代 西洋絵画の受容と日本らしさの追求
近代になると学ぶ対象が中国から欧米にかわり、リアルな絵画表現が志向されるようになります。ヨーロッパに留学するなどして油彩画を学ぶ者が現れ、伝統を受け継ぐ画派や浮世絵も、西洋画のリアルな表現を取り入れるようになります。


【著者について】
矢島 新(やじま・あらた)
1960年、長野県生まれ。跡見学園女子大学教授。専攻は日本美術史。東京大学大学院博士課程中途退学。渋谷区立松濤美術館学芸員を経て現職。近世の宗教美術を主たるフィールドに、日本美術のオリジナリティについて考えている。著書に『かわいい禅画』(東京美術)、『日本の素朴絵』(パイインターナショナル)、『近世宗教美術の世界』(国書刊行会)、『ゆるカワ日本美術史〈ヴィジュアル版〉』(祥伝社)、『日本美術の核心』(ちくま新書)など。

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