すごい建築士になる!
定価 | 1,800円+税 |
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著者名 | 関本竜太 (著) |
ページ数 | 304 |
判型 | 四六 |
発行年月日 | 2023/06/05 |
ISBN | 9784767831442 |
すごい建築士になる!
内容・概要
冬の時代に突入したといわれる厳しい建築業界で、
アトリエ設計で成功している人は何が違うのか?
設計技術の本は多くあるが、設計で食べていけるコツを紹介した本はほとんどない。
本書では、設計のコツ、独立のコツ、営業・経営のコツ、メンタル維持のコツなど、
これからの時代を生き抜くための仕事術を紹介。
【目次(一部抜粋)】
Chapter1 設計が上手くなりたい
~設計が上手くなるための基礎トレーニング~
私の考える設計とは?
上手い設計とは何か
上手い設計の基本をつくる9つのこと
日々の<ふつう>の積み重ねが設計を上手くする
Chapter2 住まい手の「こうありたい」に応える設計
~着地点は、住まい手の満足のために~
設計が上手くなるために必要な3つの心がけ
プランニングを始める前に知っておきたいこと
上手いプランのカギを握る2つの部屋
プランニングの3ステップ
敷地の要素とヒアリング内容をもとにエスキースを重ねる
伝わるプレゼンテーションの極意
プレゼン後に始まる基本設計と素材選び
実施設計は描き切るが基本
Chapter3 自分の事務所を立ち上げる
~心構えからコスト管理まで。持続可能な経営とは?~
実施設計を軸にしたスケジュール管理
「相見積もり」か「特命」か
コストは相対比較で落とす
事務所経営を安定化させるには?
それでも足りないお金はどうする
正直さは営業の王道
SNS時代のマーケティング手法
スタッフを雇うべきか否か
これからの時代をどう生き抜くっか
Chapter4 心が折れる前にやってみること
~前向きに設計が続けられる7つのヒント~
「自分らしさ」は自分でつくれない
その決断を「後悔しない」ために
迷いなきところに名建築なし
それでも心が折れそうになったときは立ち止まってみる
失敗しないって怖いこと
【著者】
関本竜太/株式会社リオタデザイン代表。 1971年埼玉県生まれ。
1994年日本大学理工学部建築学科卒業。1994~99年エーディーネットワーク建築研究所。2000~01年フィンランド・ヘルシンキ工科大学(現アールト大学)留学。
2002年2月リオタデザイン設立。2008年OZONE P1グランプリグランプリ受賞。
2007・09年TEPCO快適住宅コンテスト作品部門入選。
2014年住まいの環境デザインアワード優秀賞。2017年屋根のある建築作品コンテスト住宅部門優秀賞。
2008~2020年日本大学理工学部非常勤講師。日本建築家協会(JIA)会員。
北欧建築・デザイン協会(SADI)理事。
著書に『伝わる図面の描きかた』(学芸出版社)、
『上質に暮らす おもてなし住宅のつくり方』『詳細図解 木造住宅のできるまで』、
共著に『現場写真で学ぶ実施図面の描き方』『伊礼智の住宅デザイン学校』
(いずれも小社刊)がある。
設計のポリシーは、「そこに流れる空気のようなものを受け止め、
すくい上げるようなデザインをすること」。繊細なディテールと、
クライアントにとことん寄り添いながらもオリジナリティの高い
住宅の設計に定評がある。